TOYOTA

CPO Kazuaki Shingo Opening Presentation



CPO Kazuaki Shingo Opening Presentation

皆様こんにちは チーフプロダクションオフィサーの信号で ございます本日は トヨタのものづくりワークショップにお 越しいただき本当にありがとうございます この ワークショップでは6月に開催したトヨタ テクニカルワークショップでご紹介した 技術を具現化するためのものづくりについ てご紹介したいと思っていますテーマは人 中心のものづくりで工場の景色を変え車の 未来を変えていく 今回のワークショップを通じて皆様に感じ ていただきたいことはトヨタのものづくり の 継承と進化 そしてトヨタの現場力と最新のものづくり の技術 で最後はもう純粋に工場見学を楽しんで いただければなと思いますこれまで私は 長らく車の開発を担当してまいりました 初代プリウスのハイブリッドシステム開発 やその後カローラ プリウスアリスなどの車両規格をやって まいりました そんな私がなぜCPOになったのか 内情を受けた時は正直大変驚きましてこれ は本当に何かの間違いじゃないかなという ふうに真剣に思ったぐらいなんです でも今は 正解のない時代に開発から生産が 垣根を超えてまさにベンチャー企業のよう に一体となって取り組み 未来をつくっていってほしいそんな大きな 期待からだったという風に受け止めており ます またトヨタ会長からは 働く人たちが生き生きともっと活躍できる 向上にしてほしいと言われております その答えやヒントを探しながら半年間現場 を回り感じたことをまず皆さんに最初お 話しさせていただきたいと思います トヨタのどの現場に行っても感じることは 誰かの仕事を楽にしたいみんなの笑顔の ためにという 操業機から変わらぬ精神が現場に気づいて いるということです かつてトヨタ佐吉が自動食器を発明した ように今でも無から Uを生み出し 改善を積み重ね 魅力ある製品を世に出していくいわば スタートアップの力は今でも健在でござい ます ハイブリッド用のモーターや電池FC

スタックやタンクなど外注委託に出すので はなく自ら開発し生産して生み出してきた のもこちらの精神でございます 2つ目は ものづくりの高い 技能と技術がしっかり受け継がれていると いうことです 例えば ランドクルーザーに採用されている フレームの溶接では 熟練技能者は 溶接する 板と板の間の隙間に合わせて 溶接棒の速度や 位置を細やかに調整して高品質な溶接が できていますしかしそのままロボットで 自動化すると 隙間がどうあろうとも一定の動きしかし ないために結果 品質にばらつきが生まれる 人がどうやって隙間に合わせて調整をする のか ロボットに教えることで高い品質と生産性 を両立するとともに人の技能もさらに高め ていくまたその高めた技能をロボットに 教えてさらに 高めていくこういったサイクルを回し続け て 技能と技術を磨き続けております 3つ目は人材を鍛える現場の力です 現場の力とは TPSが根付き全員がものづくりへの情熱 を持って自ら 改善を続けられるということです そういった人を育てることがまさに現場の 力だと気づきました 今回見ていただく貞宝工場は1年の間で4 つもの新車プロジェクトを立ち上げること ができましたこれはチームでの 改善活動建立生産に対応した多能効果など 様々な人づくりを進めた現場の力のおかげ だと思っています 1000万台のフルラインナップを実現 することができているのもこのおかげで ございます 今自動車業界はまさにゲームチェンジと 言っていい生き残りをかけた変革の時代を 迎えています このような時代だからこそ私が現場で感じ たこれら3つのトヨタしか用えない ものづくりの強みをすなわちトヨタの技を しっかりと 弁償しますますますそれが重要になって いくと感じています ここからはCPOとして私が考えるこれ

からのものづくりについてお話しさせて いただきたいと思います 私はトヨタの技でものづくりの未来を変え ていきたいと思っています そのためには 技能と技術デジタルと 革新技術これらを 融合させていくこと そしてそのプロセスにかかるリードタイム を短縮して 素早く何度もチャレンジしていくことこれ が 重要だと感じています 例えばここ 低方向向上では 設備の開発にあたり 技能を持ったメンバーが3D空間上で 改善活動を重ねそれを リアルの 設備政策に 反映していくということをもうすでに実施 していく仕組みが存在していますまた全 固体電池の生産では 技能者の 創意工夫により高速かつ高度な生産が できるようになっています こうした 技能 技術と デジタルや 革新技術の融合に加えトヨタにはTPSを 基軸としたリードタイム短縮という技が あります 以前は3年以上かかっていた車の開発です がGR ヤリスや 水素エンジンカローラのようにレースの 現場に開発もものづくりもみんなが集まっ て 走って壊しまた 走っては壊し改善していくというサイクル を 繰り返し繰り返しクイックに何度も回す ことでよりスピーディーに新しい車を形に できるようになってまいりました こうした 技能技術とデジタルや革新技術の融合を 生かしたチャレンジを 素早く回し進化のスピードを高め時代の 変化に対応していくこれこそがトヨタの ものづくりの強みだと思っています そして 人中心のものづくりで工場の景色を変え ものづくりの未来を変えたいと思ってい ます

ここで皆様にCPUとしての決意をお伝え したいと思います トヨタの持つ 技とデジタル革新技術で工程1/2を実現 いたします また開発と生産の垣根をなくし新しい モビリティを素早く提供しますそして 工場カーボンニュートラルや物流など ものづくりの 基盤の課題解決も一緒に行っていきたいと 思います これらはトヨタの持つ強い現場力をベース に人とテクノロジーがうまく助け合い ながら 誰かの笑顔のために仕事をする現場があっ てこそ 初めて生まれてくるものだと思っています この決意を実現できる皆様に確信 いただけるものづくりの姿をこの ワークショップでぜひご覧いただきたいと 思っております

Toyota Motor Corporation (Toyota) recently held an informational session, Toyota Monozukuri Workshop, under the theme of Changing the Future of Carmaking. Executive Officer and Chief Production Officer Kazuaki Shingo explained the inheritance and evolution of the Toyota way of monozukuri (manufacturing) by changing plant environments, and changing the future of automobiles through human-centered manufacturing. Various monozukuri technologies being developed at the Teiho, Myochi, and Motomachi plants were also on display.

More information: https://global.toyota/en/newsroom/corporate/39758118.html

Toyota Motor Corporation Official Global Website: https://global.toyota/en/
Toyota Motor Corporation on Twitter: http://www.twitter.com/ToyotaMotorCorp/

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